【(新聞分享)超高層,日本人再也不想住朝南的房間。】
 
日本人一向特別偏好朝南的房屋,因為日照充足,又有溫暖的南風吹入。因此朝南的房屋,比起陰冷黑暗,潮溼容易發霉,又會被寒冷北風直擊的朝北住戶更受歡迎。
 
常常一棟大樓裡,朝南的住戶跟朝北的住戶,售價可以差到將近一成左右。不過樓高30~50層樓的超高層塔式住宅,由於週遭沒有遮蔽物,南邊的房型反而容易受到強光的直擊。就是因為採光太好了,好到讓人家覺得不舒服,再加上近年氣候異常,全球暖化,酷暑越來越長,很多朝南的住戶,都覺得即使開冷氣,房間也涼不了。因此許多原本住在超高層塔式住宅的南向住戶,都覺得受不了這種和陽光近距離的接觸。
 
根據報導,這些住在超高層朝南房型的人,反而之後購屋,都會想要購買非朝南,甚至是的房型。因為超高層的周遭幾乎沒有遮蔽物,因此反而朝北的採光會是剛剛好,不會有日照直擊。且現在的最新大樓都有強制要24小時換氣系統,因此也不用擔心發霉的問題。
 
至於朝西的房型,雖然會有下午兩、三小時西曬的問題,但是由於東京只要是朝西方向的超高層大多可以看到富士山,因此反而現在朝北或朝西、朝東的房型比較受到購屋者的青睞。
 

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新聞網址:
http://mainichi.jp/premier/business/articles/20160202/biz/00m/010/012000c
 

超高層マンションで南向き信仰が「絶賛」崩壊中

櫻井幸雄 / 住宅ジャーナリスト

 
 

 日本で超高層マンションが増え始めたのは2001年ごろから。ちょうどそのころ、東京では湾岸エリアの再開発が進み、「都心マンションブーム」と呼ばれる現象が起きた。

 もちろん、超高層マンションはそれ以前から建設されていた。「超高層」の定義は地上60メートルを超えること。60メートルの高さであればだいたい20階建てだから、「地上20階建て以上が超高層」とも言える。

「南向き以外の住戸」に移動する超高層族

 その超高層マンション第1号とされるのが、住友不動産が1976(昭和51)年、当時の埼玉県与野市(現在はさいたま市)に建設した「与野ハウス」だ。その規模は、地上21階建て、高さ66メートルだった。

 地上50階を超える超高層が建設されている現在からすれば、21階建ては控えめな高さだ。しかし、当時は強度の高いコンクリートが使えず、住宅の各種設備が超高層に対応しているかどうかも手探り状態だったので、20階建て程度が精いっぱいだった。

 その後、建築の技術、設備仕様が発達し、40階、50階建ての超高層マンションが各地で建設されるようになった。都心部に超高層マンションが増え始めた 01年から約15年が経過した現在、古い超高層マンションから最新の超高層へ住み替えを行う人が増え始めた。いわば、超高層族の移動である。

 超高層族の移動は、これまでの日本の住宅史になかった出来事。それだけに、いままでの日本では考えられない現象が起きている。

 どんな現象か、想像がつくだろうか−−それは「南向き信仰の崩壊」である。

 
夏は日当たり良好も考えもの。超高層マンションの南向きの部屋

日当たりを嫌って「北向き住戸」が人気に

 古来、日本の住宅は、南向きを最善とし、南向き以外は嫌われてきた。それは、日本独自の風土の影響である。

 高温多湿の日本で、住宅はカビとの闘いを強いられてきた。そこで、理想的な住まいとされてきたのは日が差し込み、暖かい南風が入る南向きの家。北向きではカビだらけとなり、健康被害が発生しやすい。だから、嫌われ、疎まれた。

 家を買う人は日当たり良好な南向きを理想とした。窓の数が一戸建てより少ないマンション住戸では、特に「南向き信仰」が強まった。当初の超高層マンションも、南向きが人気を集め、「北側には住戸を設けない」という事例まであった。

 その南向き住戸を購入し、住み続けた人が今、どう思っているか。じつは、「もう南向きはこりごりだ」と話し、「今度は日が差さない住戸を」と南向き以外に殺到しているのである。

 南向きが敬遠される理由は、「超高層は目を遮るものがなく、日当たりが良すぎる」ことが原因。加えて、近年の日本は夏の暑さが激しい。猛暑日が続き、 40度前後の高温を記録することもある。そうなると、日当たり良好の南向きは、暑さが半端ではなく、エアコンが利かない。エアコンをつけても熱風が出る、 というような日もあるという。そうなると、遮光カーテンを閉じて、日差しを避け、住人は涼しいショッピングセンターなどに避難する、ということが起きてい る。

24時間換気で北向きでもカビは生えない

 これに対して、北向きや東向きは、夏の暑さを抑えられる。一方で、今は24時間換気装置というシステムが備わっているので、北向きであってもカビの心配はない。もう、南向きに執着する理由はなくなっているのだ。

 北向き住戸でも、反射光で室内は意外に明るく、窓から見える景色は順光でみやすい(南向きだと逆光になる)。だから、北向き住戸の評価がうなぎ登り。西 向き住戸でも、赤外線を遮断するLow-Eガラスやエコガラスを使用すれば、夏の西日の暑さが和らぐ。そして、首都圏の場合、西向きならば富士山が見える というケースが多くなる。

 
北向きの住戸でも明るさは十分

 西向きの場合、夏は多少暑くなるものの、冬は暖かく、「暖房はほとんど使わない」という長所がある。どうも、超高層マンションでは南向きより、北向き、 西向き、そして東向き住戸のほうが旗色がよい。一度でも超高層マンションの南向き住戸に住んだことがある人ならば、夏の暑さを知っているので、南向き以外 に飛びついてしまうのだ。

 夏の暑さが原因で「南向き以外を希望」の傾向が出ているなら、これもまた、地球温暖化の影響のひとつといえそうだ。

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